「なぜ新規事業は成功しないのか」(大江建著)のメソッドを使って新規事業のコンサルティングをしています。

導入実績

財団法人京都高度技術研究所様

お客様インタビュー

財団法人 京都高度技術研究所

財団法人 京都高度技術研究所(ASTEM)様は、京都の企業を総合的に支援する施設として、発足以来地域や産業の活性化を担ってこられました。私たちオアシスでは、『起業家の育成』及び『技術経営』という2つの分野の研修事業をお手伝いさせていただいております。

財団法人京都高度技術研究所

  • 『起業家の育成』に関する個別面談やセミナー
  • 事業評価ツールを用いた研修

導入された経緯

H10年新事業創出促進法が制定され、全国に支援のワンストップ窓口が作られることになりました。その際、ASTEMは京都の中核的支援機関の窓口としての役割を担うことになりました。産業や地域を活性化するには、人を元気にする必要がある、そのためには起業できるマインドを育てていくことと、起業した後のために技術・経営の両面がわかる人を育てていく、その両輪を育てる必要があると考えたんです。

導入のポイントになったこと

一般的に開業率よりも廃業率の方が高く、事業はとても不確実性が高いものです。地域産業活性化のためにも事業の確実性を高めることが大切だと考え模索していた時、大江先生のことを知りました。大江先生は、不確実な事業の確実性を高めるためのツールをアメリカの大学と共同開発し、それを日本の多くの用いた研究・発展をされていました。早速、大江先生にお会いして、私どもの考えに共鳴してご協力いただけることになり、先生が開発されたツールを用いて大手企業のコンサルティングを多数手がけているオアシスさんと知り合うこととなったのです。現在(2011年)まで約14-5年という長い間、お世話になっています。

導入されている内容

現在2つの面でオアシスさんと協業させていただいています。1つ目はASTEMで運営しているインキュベーション施設の入居者に対するして『起業家の育成』に関する個別面談やセミナーを行っていただいております。創業前の個人の方や創業間もない起業家に対する幅広い支援を行っていますが、その中でも事業評価とアクションプランの作成等を担当していただいています。2つ目は我々が開催している研修で、「STAR法」「BMO法」といった事業評価ツールを用いた研修を行っていただいております。そのツールも更に使い勝手を高めるべく、受講者や卒業生の企業とともにブラッシュアップする研究会を継続して行なっております。

導入の成果と、今後オアシスに期待すること

研修という形でオアシスさんの持つ知識やノウハウを提供していただいていますが、公的な機関がこれほど貴重なノウハウを提供しているところは全国でも数少ないと思います。それくらい密度の濃い内容を提供していただいていると感じています。事業の確実性を高める評価ツールという、求めていたものに出会えたことだけでなく、そのツールを熟知して使いこなしているコンサルタントのいる オアシスさんと出会えたことが一番の財産だったと感じます。ASTEMのインキュベーションマネージャーとして、今後も頼もしいパートナーとして、色々な展開を考えていきたいと思っています。